入社式 スーツ

新社会人のみなさま、おめでとうございます。
まずは入社式どんなスーツで行けばいいのか迷っていませんか?大事な式典ですし、一生に一度のことですから、失敗せず周りの人に好印象を持ってもらえるようなスーツの着こなしをしたいですよね。

今回は、社会人に仲間入りするみなさんに、入社式でのスーツスタイルについてご紹介します。スーツだけではなく、他のアイテムの選び方や、身だしなみの基礎もまとめています。

過去入社式を経験した先輩社員の意見を参考にまとめていますので、4月にすばらしいスタートを切ることができるよう、ぜひご一読されてくださいね。

1. 入社式にふさわしい服装8つのポイントと心構え

入社式にふさわしいスーツスタイルとはどのようなものでしょうか?それは、

・清潔感を感じるもの
・派手なものではなく、様式を踏まえたもの
・正しいスーツの着こなしができているもの

以上3つのポイントを守ったスタイルのことです。このような社会人として最低限の服装ができていない人は、入社式を迎えてもまだ学生気分の人と見られても仕方ありません。望ましいスタイルとして、具体的には以下の写真のようなスタイルが当てはまります。

それでは具体的にどんなものを着れば問題ないのかを見ていきましょう。

1-1. スーツの色は黒・グレー・紺、柄は無地を選ぼう

入社式 スーツ
まずスーツの色は、基本的な黒・グレー・紺の3種類の中から選びましょう。その中でもおすすめは、のスーツです。

入社式でまず重視したいのは、その場に相応しい服装ができているか、ということです。社会人として第一歩となる入社式で場にふさわしくない服装をしていると、皆さんの入社を楽しみにしている上司や先輩となる方々が受ける印象は決して良いものとは言えません。

働き出せばスーツの色を明るくしたり、他の人とは違う色を選んだりするのも、おしゃれとして認められますが、入社式という最初の場ではなるべく無難なスーツを選びましょう。

同じ理由で、スーツの柄も無地が無難です。ストライプやチェックなど、ビジネスシーンでおしゃれとして取り入れることができるスーツの柄はいくつかありますが、入社式では無地のものを選びましょう。

シャドウストライプなど、目立たない柄のものもありますが、入社式では無地のものを着て行き、先輩社員や同僚の雰囲気を見てから、取り入れるかどうか決めるほうが良いでしょう。

「3. 入社式前に確かめておきたいQ&A」でもご紹介していますが、リクルートスーツを着ていくのも問題ありません。

1-2. スーツのサイズ感は体型に合うものを選ぼう

スーツの着こなしで一番気をつけたいのがサイズ感です。下の画像をご覧ください。

上の画像を見ていてもわかるように、自分の身体に合っていない大きめのスーツを着ていると、それだけでだらしなく見えてしまいます。きちんとした格好で入社式臨むためにも、スーツは必ず自分の身体に合ったものを選びましょう。

最低限サイズが合っているかどうかチェックしたい項目は以下の通りです。

ジャケット
・肩に合っているサイズのものを選ぶ
・袖丈はシャツを着た状態で袖丈が1.0〜1.5cm出るサイズのものを選ぶ
・前のボタンを止めた時にウエストにシワが寄らないサイズのものを選ぶ
・着丈はお尻が隠れる長さのものを選ぶ

パンツ
・着用時にパンツ全体にしわが寄っていないサイズのものを選ぶ
・着用時に屈伸をしてきついと感じないサイズのものを選ぶ

以上6点をしっかり確認しましょう。

関連記事:正しいサイズのスーツの選び方を画像付きで、もっと詳しく知りたい方はこちら。
「スーツサイズの測り方と選び方|ぴったりサイズを手にいれる3つのコツ」

1-3. ワイシャツは白色のものを着用しよう

入社式 スーツ

入社式で着るワイシャツは必ずを選びましょう。実際に働きだしてからは、サックス(薄い水色)や薄いピンクのワイシャツを着ることもありますが、入社式という式典の場、フォーマルな場では白色を選びましょう。

もちろん、しわが入っていたり、襟が汚れていたりするようなワイシャツは避け、スーツと同様に自分の身体にフィットしたものを選びましょう。

関連記事:ワイシャツのお手入れ方法が知りたい方はこちら。
「ワイシャツの正しい洗濯方法|しわを最小限に抑えるポイント」
「ワイシャツのアイロンがけ|クリーニング並に仕上げるコツ」

1-4. ネクタイの色はネイビーを選ぼう

黒や黒に近い濃い色のスーツと、白いワイシャツとの相性がいいのはネイビーのネクタイです。

他にも濃い赤(エンジ色)や少し明るい水色のネクタイもおすすめです。ネクタイの柄は無地もしくはレジメンタルや小紋柄がおすすめです。

1-5. ベルトと靴の色は同色でまとめよう

ベルトや靴は入社式に向けて特別新しくする必要はありませんが、この2つのアイテムの色を揃えるということは覚えておきましょう。どちらだけ黒かったり茶色かったりすると、全体的にちぐはぐな印象を与えてしまいます。

黒が定番とされていますが、明確な決まりはありません。ただ、明るすぎる色だと浮いてしまう可能性もありますので、茶色の靴とベルトを選ぶ場合でも暗めの色を選びましょう。素材でいうと、光沢があるエナメルではなく、シックな革を選びましょう。

また、靴は前日までにきれいに手入れしておくことを忘れないでくださいね。

1-6. インナーや靴下はビジネス向きの色や柄を選ぼう

入社式 スーツ
入社式のような正式な場では、見えない場所にもこだわりましょう。インナーはワイシャツから透けないもの、靴下は黒か濃い灰色で無地のものを選ぶのがビジネスシーンの基本です。

立ったり座ったりする機会が多い入社式で、白い靴下やくるぶしまでの短い靴下を履いていると目立ってしまいますので、注意してくださいね。ジャケットを着ているので、インナーに関してはあまり神経質にならなくても問題ありませんが、働く時の基本として、ワイシャツを着ていても透けて見えないものを選びましょう。

関連記事:ビジネスシーンで着るべき正しいインナーの選び方が知りたい方はこちら。
「スーツのインナー|清潔で好印象を与えるメンズ下着の種類と選び方」

1-7. 時計はシンプルなものを選ぼう

社会人にとって時間は非常に重要です。スマートフォンで時間を見るという人も、一本時計を持っておくと良いでしょう。時計選びで気をつけたいのは、シンプルで長く使えるものを選ぶということ。

学生の時まではカジュアルな私服に合わせて、デザイン性の高い腕時計をしていたという人も、社会人になるにあたっては、シンプルでスーツに合うフォーマルな時計を選びましょう。高価なものを買う必要はありません。1万円程度で、シンプルかつ壊れにくいという腕時計を選ぶこともポイントです。

1-8. 髪型は清潔感のあるスタイルにしよう

入社式の時の髪色は不自然にならない、黒もしくは暗い色の茶色にしましょう。卒業前に明るい色にしていた場合は、髪色を暗くしても色が浮いてきてしまう場合もありますので、早めに髪色を戻し、入社式前にしばらく様子を見ることをおすすめします。

髪型でおすすめなのは、短めでストレート、七三分け、もしくは分け目のあまり目立たない髪型です。髪型はすっきりとした方がスーツとも合い、かっこよく決まりますよ。

1-9. おまけ・入社の心構え

新社会人として、また会社の一員としての一歩を踏み出す入社式。緊張もあると思いますが、長丁場になると思いますのでリラックスして臨みましょう。

入社式を経たからといって、いきなり会社の一員として、社会人として一人前になれるというものではありません。数々の失敗や学びを繰り返しながら、気づけばできることが増えていくはずです。入社式は、あなたにさまざまなことを教え、支えてくれる上司や同期との出会いの場でもあります。そんな人たちに初対面で好印象を持ってもらえるよう、きちんとした着こなしで、明るく入社式に参加してくださいね。

2. 入社式のスーツ参考スタイル3選

2016年4月の入社式に参考にしたいスーツスタイルを3通りご紹介します。どこがポイントかも一緒にお伝えしますので、ぜひ参考にしながら入社式のスタイルを決めてください。
シンプルなブラックスーツで誠実さをアピール

リクルートスーツとして使えるブラックスーツです。ブルーのチェックネクタイがフレッシュな新入社員にピッタリです。

濃いネイビースーツでできる男をアピール

ネイビーは明るい色だとスーツでもラフな雰囲気が出てしまいますので、入社式に着て行くなら濃い目のネイビーを選ぶと良いでしょう。ブルーのレジメンタルネクタイがシャープな印象を与えてくれます。

グレースーツで少し大人の雰囲気に

グレースーツもネイビースーツと同じで、なるべく濃い色を選びましょう。濃いレッド(エンジ色)のネクタイもビジネスの場で活躍してくれる一本です。やる気を表す色ですので、入社式にもピッタリですね。

3. 入社式前、不安な点Q&A

人生で初めて参加する入社式には不安や疑問がたくさんありますよね。少しでもその不安を取り除けるよう、Q&Aをまとめましたので、わからないところは参考にしてください。

[ワンポイントアドバイス]入社式前に内定者や先輩に話を聞こう
初めて迎える入社式で周りとあまりに違う格好をすると、悪い意味で目立ってしまいます。
今の時代、SNSなどで内定者や就活中に話を聞いた先輩社員に連絡を取ることも可能だと思いますので、わからないことがある場合は事前に確認を取ることをお勧めします。

Q.1 入社式当日はリクルートスーツでも大丈夫?

A. リクルートスーツでも問題ありません。入社1年間くらいはリクルートスーツを着ていても大丈夫です。
就職活動中に使っていたリクルートスーツを入社式に着ていっても問題はありません。入社式前に慌ててスーツを購入して、会社の雰囲気から浮いてしまうより、入社式後に会社の雰囲気に合わせてスーツを新調する方が安心です。

ただし、リクルートスーツがきれいな状態で着ることができる、ということが大前提です。しわくちゃになったスーツや破れているものに関しては、清潔感に欠ける服装になってしまいますので、入社式前に新調しましょう。

Q.2 仕事が始まったらスーツは何着用意すべき?
入社式 スーツ

A. 夏冬の季節ごとに、最低2着〜3着はスーツを持っておきましょう。
仕事が始まれば毎日着るスーツ。一着しか持っていないと、汚れが溜まってしまいますし、急に汚れた時に困ってしまいますよね。働き始めたらスーツは夏と冬の季節に合わせて、それぞれ最低限2着~3着は持っておきたいものです。

特に外回りが多い営業は着回しのことを考えると3着は持っておきたいところです。1着をクリーニングに出している時に、着ている1着をもし汚してしまったとしても、3着持っていれば対応できます。

また、働いている時に着るスーツ以外に冠婚葬祭の時に着ていくための礼服も必ず持っておきましょう。社会人になると、学生の時より冠婚葬祭の場に出席する機会が増えます。いつ呼ばれても困らないように、黒いスーツとは別に礼服を持っておく必要があります。同じ黒色のスーツでも、礼服と一般のスーツでは黒の色味や生地の質が異なりますので、注意が必要です。

関連記事:礼服の正しい選び方が知りたい方はこちら。
「礼服とスーツの違い|少ない機会だからこそ知っておきたい礼服の種類とマナー」

Q.3 3-3. スーツの相場は?
入社式 スーツ

A. 28,000円〜35,000円前後のものが妥当。必ずしも高額なスーツを持つ必要はありません。
社会人になったばかりの頃は、ビジネスの基本を学び取る期間です。この期間に重要なのは、フレッシュさや誠実さ、謙虚さを感じさせる着こなしであること。分不相応に数十万円するようなスーツを着る必要は全くありません。

金銭的な余裕も限られていると思いますので、28,000円前後のスーツを何着か持ち、常に清潔に保つことを心がけ、3年程で買い替えるくらいの心構えがちょうどいいでしょう。

[ワンポイントアドバイス]スーツにかける値段は年収の2.5%程度を目安に。
3年目くらいになると、多くの先輩ビジネスマンと実際に交流し、また後輩を指導する立場になります。
自分のスーツは若すぎるのでは?と感じる年齢になってくるので、その際は35,000円程度の、それまでより少し高価な質の高いスーツに換えていくことをおすすめします。
関連記事:年齢に合わせたスーツの価格と選び方を知りたい方はこちら。
「スーツの値段と選び方|年代別・シーン別で安心できる適正値段をすべて紹介」

Q.4 入社式にベストを中に着用するのはOK?
入社式 スーツ

A. スリーピーススーツなら正装なのでOK。ニットベストなどを合わせる場合は雰囲気と色に気をつけて。
寒い地域などでは、中に一枚着たいということもあるかと思います。そもそも、ジャケット・ベスト・スラックスの3つのセットが同じ生地で仕立てられたスリーピーススーツがスーツの正装と言われています。ですので入社式のようなフォーマルな場で着て行っても問題はありません。

ただし、入社式を迎えられるような若い年代の方があまり着ることがない形ですので、目立ってしまう可能性があります。事前に内定者同士で相談するか、着ていってあまりに目立つようであれば脱ぐ必要があるかもしれません。

ニットベストを着る場合も赤や黄色など派手な色は着用せずに、黒や紺の柄がないものを選びましょう。

Q.5 入社式に必要なものはこれ!まとめ
入社式 スーツ

A. 忘れ物があると印象が悪いので、前日に必ず確認しておきましょう。
それまでの学生という立場とは違い、社員という立場で初めて参加する入社式。ここで忘れ物があると印象を大きく損なってしまう可能性がありますので、必ず確認しましょう。

これから一般的にどの企業でも必要とされるものと、先輩社員があったら助かった!というものをご紹介しますので、参考にしてください。自分が入社する企業から持ち物の連絡があった場合は、必ずそちらで確認をしてくださいね。

・筆記用具とメモ帳
ペンの色は黒か紺、メモ帳はシンプルなもの(もしくは手帳)を持って行きましょう。署名が必要になる場合もありますので、必ずペン(シャーペンなど消すことができるものはNG)が必要です。覚えられるから、後で人に確認すればいいから、というのではなく、必ず自分でメモを取る癖をつけましょう。きっと働きだしてからもその癖が役に立ちますよ。

・印鑑(認印でOK)
重要書類などで必要になる場合があります。自治体から「印鑑登録証」を発行してもらった実印である必要はなく、普段宅配便の受け取りなどに利用している認印で問題ありません。

・身元証明証
免許証や現在加入している保険証で問題ありません。

・国民年金手帳
入社と同時に年金手帳を会社に提出し、あとは一括して会社の金庫で管理するという場合が多いです。手元にない場合は家族に確認し、わからない場合は近くの年金事務所で再発行手続きをとりましょう。

・通帳
給与の振込先を設定する場合に必要です。キャッシュカードでも確認はできますが、店番号などが必要ですので情報がきちんと記載されている通帳の方がおすすめです。

・提出を求められた書類(身元保証書、卒業証明書など)
入社式に持ってきてくださいと言われた書類に関しては、前日までにすべて記入を済ませ、不備がないように持って行きましょう。業種や職種により社外秘事項等についての書類の提出も求められる場合があります。

・A4サイズのクリアファイル
入社式で書類をたくさん配られることもあります。その後に提出が必要な書類もあるかと思いますので、きれいな状態で保管できるよう、クリアファイルがあると安心です。

・ハンカチ、ティッシュ
この2つのアイテムを常備しておくのも社会人のマナーと言えます。持っていなかったからといってわざわざ注意はされませんが、必要な時にさっと取り出すとスマートです。

・予備の鞄、袋
入社式でその後必要になるものをたくさん渡される場合もあります。そのような荷物を抱えて帰るのは大変なので、小さめのエコバッグや紙袋などが一枚あると安心です。

これら以外にも普段から持ち歩いているものは持って行きましょう。お腹や頭が痛くなりやすいという方は常備薬も忘れずに持って行ってくださいね。上に挙げたものはあくまでも一例なので、会社から連絡があった場合は必ずそちらで確認してください。

Q.6 もし、私服でOKと言われた時はどうしたらいい?

A. ビジネスカジュアルな服装をしていけば安心です。
普段からスーツではなく私服で働くという会社が多くなり、入社式も私服で来てください、と言う会社も増えました。しかし「私服」と言っても、学生時代に普段着ていたような服装では、「社会人としての自覚がないのかな」と先輩社員に思われてしまうかもしれません。

おすすめはビジネスカジュアル。襟付きのシャツにジャケットかブレザーを羽織り、ジーンズ以外のパンツと革靴を履いたスタイルが鉄板です。ネクタイはしてもしなくても構いませんが、持っていくと上司たちの雰囲気に合わせて締めることができるので安心です。

ただし、私服がOKとはいえスーツを着ていく人も多いので、可能であれば内定者仲間や先輩社員に相談しましょう。

4. 最後に

いかがでしたか?誰もが緊張する入社式ですが、少しでも安心して迎えられそうでしょうか。

社会人としての初めの一歩を踏み出す入社式ですから、まずは無難に過ごすことが一番です。おしゃれは社内の雰囲気を掴んでからにしましょう。

まずは、
・清潔感を感じるもの
・派手なものではなく、様式を踏まえたもの
・正しいスーツの着こなしができているもの

の3つのポイントを押さえた服装で、できるビジネスマンとして気持ちのいいスタートを切ってくださいね。