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「ビジネスシーンや結婚式などフォーマルな場で、レジメンタルタイはダメって聞いたけど、それって本当なの? 」

「そもそも、レジメンタルタイってなに?」

そんな悩みや疑問を持っている方は、意外と多いのではないでしょうか。実は、レジメンタルタイのデザインには意味があり、着用する際には注意が必要です。

今回は、レジメンタルタイの着用上の注意点、その起源やシーン別の対応の仕方をご紹介しようと思います。

レジメンタルタイのことを詳しく知って、ネクタイのデザイン選びの悩みをすっきり解消しましょう。



1. レジメンタルタイに関する基礎知識

まず最初に、レジメンタルタイについて、最低限知っておきたいポイントをお伝えします。

1-1. レジメンタルタイの起源

レジメンタルタイは、19世紀のはじめにイギリスで生まれます。

レジメンタル(regimental)とは、「連隊に属する」ことを意味し、自分が所属している連隊を認識させるために、その連隊の軍旗に使用されていた「レジメンタルストライプ」と呼ばれるデザインを取り入れたネクタイを着用したことが、レジメンタルタイの起源だと言われています。

1-2. レジメンタルタイは学歴を表す

連隊での使用から始まったレジメンタルタイは、その後、学校や団体などに普及していきます。

学校や団体はそれぞれ固有のレジメンタルタイを持ち、その組織に属しているものしかそれを着用することは許されませんでした。

その為、着用しているネクタイで、その人の学歴がわかってしまうのです。

また、その使用機会は、OB会への出席時など限定的で、それ以外のフォーマルなシーンでの着用は稀だと言われています。

以下に、代表的なデザインを載せておきますので、参考にしてください。

1-3. イギリス式とアメリカ式の違い

レジメンタルタイには、大きく分けて2つのデザインがあることをご存知ですか?

斜めに走るストライプの向きの違いによって、「イギリス式」「アメリカ式」とに分けられます。

写真をご覧ください。

左の写真、正面から見て右がりのストライプが「イギリス式」です。

右の写真、イギリス式とは逆に、正面から見て左上がりのストライプが「アメリカ式」です。

アメリカ式は、イギリスで使用されていたレジメンタルタイの独特なデザインに着目したブルックスブラザーズの社長が、アメリカにそれを紹介したのが始まりです。

その際に、その縞模様の向きを逆にするというアレンジを加えたことで、イギリス式とは違った味わいを持つアメリカ式のレジメンタルタイが生まれました。

正面から見て「ノ」の字のストライプがイギリス式、その逆がアメリカ式です。

2. シーン別・レジメンタルタイの使用上の注意点

ここまで説明してきましたように、レジメンタルタイのデザインには意味があり、その着用には注意が必要な場面があります。シーン別に、気をつけるべきポイントを紹介します。

2-1. ビジネスシーン【欧米】

結論から言うと、ヨーロッパでのビジネスシーンにおいて、レジメンタルタイの着用は避けることをおすすめします。

そもそもが、自分の所属を示すためのデザインであり、あらぬ誤解を与えないように、イギリスだけでなく、ヨーロッパ諸国ではストライプのネクタイの着用は避けられる傾向にあるようです。

国際的な会議などで、政治家がストライプのネクタイを着用していることはほとんどないと言われています。

その代わりに、彼らが使っているのは、無地小紋柄のネクタイで、これらはシーンを問わず使うことができます。

2-2. ビジネスシーン【日本】

日本のビジネスシーンにおいて、レジメンタルタイの着用は問題ありません。

レジメンタルタイは日本のネクタイの定番デザインのひとつであり、多くのビジネスマンに愛用されているようです。

その豊富なデザイン・バリエーションが人気の要因です。

しかし、もしあなたが海外の取引先との会議に出席したり、海外へ出張する際には、注意が必要です。

相手の出身地や会社の所在地によって柔軟な対応が求められます。

確信があるとき以外は、レジメンタルタイの着用は避けたほうが無難かもしれません。

2-3. 結婚式

結婚式でのレジメンタルタイの着用は問題ありません。

以前は、白いネクタイが基本とされていましたが、近年では服装の自由度は上がり、結婚式においてもおしゃれを楽しむ方が増えています。

結婚式で避けたいのは、アニマル柄や黒などの暗い色だと言われています。

連記事:結婚式での着こなしについてはこちら
結婚式のスーツ選び|お祝いの日にふさわしい着こなしのコツ

2-4. 就職活動

就職活動でのレジメンタルタイの着用は問題ありません。

日本において、レジメンタルタイは爽やかで若さを感じさせるデザインだとされており、就職活動中の方が好んで着用するデザインのひとつです。

しかし、外資系の企業への就職を考えている方は、若干の注意が必要かもしれません。

その企業の所在地や働いている人の出身地などを調べてから着用することをおすすめします。

連記事:就職活動中のスーツの着こなしについてはこち
【就活生保存版】失敗しない!スーツのボタンマナーと服装のルール

2-5. 贈り物

レジメンタルタイをプレゼントする際には、贈る相手の出身地や職業に留意する必要がありそうです。

イギリスやヨーロッパ出身の方に贈ろうと考えているなら注意が必要ですが、それ以外の国の方へ贈るのは問題はないでしょう。

連記事:ネクタイを贈る際のポイントについてはこち
大切な人にネクタイをプレゼントする時に知っておくべき4つのこと

3. ビジネスシーンで失敗しないレジメンタルタイのコーデ6つ

3-1. ネイビーで誠実さをアピール

商談や目上の方との会食の際には、「誠実さ」「信頼感」を表すネイビーを使ったレジメンタルタイがおすすめです。

また、「真面目」な印象を与えるため、日本ではもっとも人気のある色のひとつであり、就職活動にもぴったりです。

ブラックのスーツと合わせる、基本に忠実でシンプルな着こなしで信頼感をアップしましょう。

3-2. 情熱の赤で熱意を伝える

赤は、「情熱」の色です。大切なプレゼンテーションに挑むとき、ここ一番の勝負の際には、「やる気」「積極性」を表す赤を使ったレジメンタルタイがいいでしょう。

新入社員にもおすすめですが、その際には、ワインレッドなどやや色を落としたものか、ワンポイントで赤の入ったものを着用するといいかもしれません。

相性のいいグレー系のスーツと合わせることで、スマートな雰囲気を演出できます。

3-3. 寒色系で爽やかに

青や水色などの寒色系は、「爽やか」「若々しい」印象を与える色です。就職活動にもってこいの色です。

ストライプに使われている色が少ないほうが失敗しにくいと言われています。自分にあったデザインをぜひ探してください。

就職活動で着用する際には、ブラックなどの色を抑えたスーツと合わせるのがおすすめです。

3-4. グレーを使ってセンス良く

グレーは、「知的」「洗練」された雰囲気を演出する色です。垢抜けた、センスの良さをアピールするのに最適です。

また、薄いグレーやシルバーは、明るい印象を与えるため、結婚式でもっともよく使われる色でもあります。

ブルー系のスーツ・シャツと合わせて、統一感のある、すっきりした大人のコーディネーションを楽しめます。

3-5. 茶色で落ち着いた雰囲気に

ベージュなどの茶系の色や、オリーブ色のアースカラーは、「堅実さ」や大人の「落ち着き」を表す色です。

茶系はどの色とも相性が良く、非常にコーディネートしやすいのが特徴です。

特に、ネイビーのスーツや水色のシャツとの相性は抜群で、イタリアでは「アズーロ・エ・マローネ(”青と茶”という意味)」と呼ばれ、人気のある定番コーディネーションとなっています。

3-6. 暖色系の色で華やかに

暖色系の色は、「社交的」「明るい」印象を与えます。また、相手を「和ませる」ことができる色なので、接待や会食などで、信頼関係を築く際におすすめです。

しかし、ややカジュアルな印象もあるので、相手の立場や自分との関係などを考慮に入れて着用する方がいいかもしれません。

ネクタイが明るい色なので、それと合わせるスーツには、落ち着いたダークカラーをおすすめします。

連記事:ネクタイの色選びに悩んでいたらこちら
ネクタイの色の選び方|あなたの印象を思い通りに変える3つのコツ

4. 編集部おすすめのレジメンタルタイ

ネクタイのラインナップにぜひ加えておきたいのが、「ネイビー」のレジメンタルタイ。青のストライプは、どんなシーンにも対応し、どんな色のスーツとも調和するので、持っているととても重宝する一本です。

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シルクネイビーファインレジメンタルネクタイ
3,900円(税込)

こちらの商品は、独特の美しい質感を持つ東京の伝統産業「八王子織物」のシルクタイです。一本の糸から始まる縫製加工を熟練の職人と共同で開発することで、高品質ながらもお手軽なネクタイに仕上がりました。

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5. まとめ

いかがでしたか。レジメンタルタイは、イギリスの文化にその起源を持ち、その後、世界に広がって行ったため、地域や個人によってそこから受ける印象が変わってきます。

その為、「イギリスやヨーロッパ出身の方と会う際には、注意が必要」です。

しかし、この基本的なことさえ抑えておけば、どんなシーンでも安心してお使いいただけます。

レジメンタルタイの豊富なカラーバリエーションから、シーンや演出したいイメージに合ったものを選んでくださいね。